Web開発にはWindowsよりもLinuxの方が優れている?

Web初心者が、ノートパソコンを新調する際、「どのOSを選べばいいのか分からない」と迷うかもしれません。ネタバレになりますが、単純な答えはないのです。他の人が勧めたからと言って、あなたにもぴったり合うとは限りません。

iOSアプリなどのアプリ開発とは異なり、Web開発に必要なツールは、必ずしもOSに依存するわけではありません。ちょっと工夫をしさえすれば、Windows、Mac、Linux、Chrome OSでもHTML、CSS、JavaScriptを書くことは可能です。この記事では、一つの結論を導くわけではありませんが、代表的なOSであるWindowsとLinuxについて、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。

Windows

パソコン市場全体の87.89%が、Windowsを搭載しており、市場規模から見ると、Windowsが明らかに一番人気のOSです。また、Windowsのデバイスは、Apple社のデバイスよりも、安くて、カスタマイズ性にも優れています。

例えば、Dockerコンテナを動作させたり、ノードやnpmで問題があったりした場合など、より複雑な開発作業を行う際に、Windowsの使いにくさを実感する人もいます。その理由の一つは、WindowsのデフォルトのコマンドラインアプリケーションがPowerShellで、ほとんどのLinuxシステムで使われているBashとは大きく異なるからです。

しかし、基本的なWeb制作のコーディングで必要なのは、同じくマイクロソフト社が提供している「VSCode」などのソースコードエディターがあれば十分です。

マイクロソフト社は昨今、製品のオープンソース化を進めており、その一環として「Windows Subsystem for Linux」を公開しました。これにより、Bashターミナルなどのインストールが可能に。このような動きは、Windowsと、MacOSやLinuxなどのUnix系OS間のギャップを埋めるのに役立つと期待されています。

 

Linux

Linuxは幅広く使われています。Linuxがあるからこそ、インターネットが動いていると言えますね。2016年の統計によると、UnixとUnix系OSが、全Webサーバーの約67%を占めており、世界で一番人気のスマホ用OSである、Androidの基盤にも使われています。しかし、デスクトップパソコンでのLinuxの普及率は、約1.72%に留まっており、その人気は時代とともに着実に低下しています。

Linuxはフリー(ここで言うフリーとは、自由度が高いと言う意味と、無料で使えるという両方の意味)であることから、開発者の間で人気が高く、開発環境に必要なものがすぐにインストールできることなどが評価されているポイントです。Linuxカーネル、ディストリビューション(Ubuntu、Linux Mint、Red HatなどのLinuxカーネルのOS)、アプリ開発者は、主にオープンソースを使用して開発しています。

 

多くの人がコードを評価し、脆弱性が発見されれば、すぐにそれに対処するパッチを提供しているので、大半のLinuxデバイスは安全だと考えられていますが、新品の商品でも、箱から出してすぐには動作しないデバイスもあります。

もしLinuxのコンピュータや部品の購入をお考えなら、サポートが充実しているかどうか、事前に確認するようにしましょう。もしくは、Lenovo ThinkpadやDell XPSなど、充実したサポート内容の商品を選ぶようにするのがオススメです。